導入事例紹介
社食サービスに新たな風を呼び込む
「おべんとね!っと」の
オンライン
注文サービス
なら準備もかんたん手間要らず
食堂運営/お弁当業者様向け
資料ダウンロードはこちら大手給食事業会社であるエームサービスでは、お客様がお弁当をオンラインで注文できる「おべんとね!っと」を採用し、受託運営する食堂のクライアント企業に向けて新たなサービスとして展開し始めました。これにより、導入したクライアント企業では、お弁当発注にかかる業務の大幅な削減や社員食堂以外での食事機会の創出につながっただけでなく、社員の利便性向上やお弁当注文個数の増加などの好循環が生まれています。
-
エームサービス株式会社
DX推進部 DX戦略室
室長宮田 佳泉 氏
-
エームサービス株式会社
IDSセンター MD企画室
スーパーバイザー行場 忠宏 氏
-
エームサービス株式会社
IDSセンター MD企画室
スーパーバイザー鞠谷 紀士 氏
社員食堂を使う習慣のない方に提供できるフードサービスはないか?
エームサービス株式会社は、1976年に三井物産と米アラマーク社の合弁により設立された大手給食事業会社です。全国のオフィスや工場、病院・高齢者施設、学校などグループ全体で約3,900カ所の施設で食堂運営を中心としたフードサービスを展開しており、近年では、国際的なスポーツイベントでもサービスを提供するなど、給食事業会社としては国内屈指の規模と実績を誇ります。
コロナ禍におけるテレワークの拡大に伴い、企業の社員食堂の利用が減る中、同社は新たな価値をクライアント企業に提供すべく、これまでにない施策を打ち出しています。例えば、設定した食事テーマや社員食堂のオーダー履歴を基に、利用者一人ひとりの健康促進に適した食事内容を提案してくれるスマートフォン向けの「健康社食®アプリ」があります。本来は社員食堂でのメニュー選びをサポートするために開発されたものですが、テレワークの拡大以降は、自宅での食事の献立やレシピのリコメンド機能などのデジタル技術を使って多様な働き方をサポートする仕組みとして、お客様から好評を得ているといいます。
こうしたデジタル施策のもう1つに、お客様がPCやスマートフォンからお弁当を注文し、オフィスで受け取れる「オンライン注文サービス」があります。同社DX推進部DX戦略室宮田佳泉氏は、オンライン注文サービスが必要とされる背景について、次のように説明します。
「オフィスに出社される方のうち、社員食堂を利用される方の割合は全体の3~4割と言われています。残りの6~7割の方に、弊社のサービスを届けられる手段はないかと長らく検討していました。お弁当のオンライン注文の仕組みも導入を検討してきましたが、『特定の企業の社員のみ利用できる』『給与天引きで精算できる』といった社員食堂ならではの要件に合致するサービスがなかなか見つかりませんでした」
「おべんとね!っと」のオンライン注文サービスでお弁当をオフィスに直接届ける
同社IDSセンターMD企画室行場忠宏氏によれば、コロナ禍以降、クライアント企業から別の観点でオンライン注文サービスについての要望が寄せられるようになってきたといいます。
「 “三密”回避の施策を多くのクライアント企業様が検討するようになり、弊社はそのような要望にお応えするために、社員食堂の席のレイアウトを工夫するなどさまざまな施策を打ちました。それとともに食堂に足を運ばずに食事を受け取れるサービスの要望もいただくようになりました。こうした声に応えるためにも、お弁当のオンライン注文サービスの実現が急がれましたが、先述のように弊社の要件を満たす外部サービスがなかなか見つかりませんでした。そんな折、偶然に見知ったのが日商エレクトロニクスの『おべんとね!っと』でした。」
同社IDSセンターMD企画室鞠谷紀士氏によれば、「おべんとね!っと」は抱えていた課題を見事に解決してくれるソリューションだったといいます。
「さまざまなオンライン注文サービスを調査しましたが、社員食堂で一般的に行われている『社員証決済』『給与天引き』に対応しているのは『おべんとね!っと』だけでした。クライアント企業によっては、業務中に私用のスマートフォンを利用できないところもあるため、同サービスがスマートフォンアプリではなく、ブラウザからアクセスできるWebアプリであった点も魅力的でした。その他、企業の社員食堂では特定の社員だけが使えるクローズド化が必須という点においても、大変助かりました」
「こうして『おべんとね!っと』の導入を前向きに検討していたところ、ある製造業のクライアント企業様からお弁当のオンライン注文に関する要望が寄せられました。弊社は、その企業様が保有する広大な敷地内の建屋で社員食堂の運営をしていました。食堂から離れた建屋で働く社員様は食堂との間を往復するだけで休憩時間の大半が過ぎてしまう状況であったため、それらの社員のために、人事部の方がお弁当の注文を毎日受け付け、食堂に発注して、弊社の現場スタッフが建屋まで届けるという方法をとっていました。お弁当の発注作業は20分程度のものでしたが、毎日決して欠かすことなく行う必要があり、かつ、集計やオーダーミスは給与天引き額の間違いに直結するため、人事部の方々には大きな負担になっていました。このような課題を解決するために、『おべんとね!っと』の導入に至りました。」(行場氏)
おべんとね!っととは
企業や学校等の団体向けにお弁当を提供する食堂/お弁当業者様に特化した
お弁当WEB受注/決済システムです
-
POINT
01
お弁当の受注/請求業務を大幅削減
ご契約のお客様のお弁当注文をWEB受注するので電話やFAXでの受注業務が不要になります。利用者個人がPCやスマホから注文、お弁当担当者が注文合計個数のまとめて注文も可能。クレジット決済により請求業務も不要、システム内で注文明細も作成できます。
-
POINT
02
個社毎でお弁当メニューや価格をカスタマイズ可能
契約中の団体毎にお弁当メニューやお弁当価格を変更する事が可能です。注文ページはご契約企業に所属する方のみが、所属する団体のメニュー情報を閲覧します。
-
POINT
03
安心のシステムご利用料金
導入費用・運用後の固定費はかかりません。注文毎のシステム手数料だけが運用コストとなります。
※運用コストをお弁当代に含めご利用者負担とする事で負担0にすることも可能です
システムの使い方、注文食数増加など継続的なサポートも充実しています!
サービス概要図
人事担当者、利用社員、同社現場スタッフの「三方よし」を実現
「おべんとね!っと」を導入した結果、人事部が毎日行っていた発注作業は一切不要になり、業務効率化につながったといいます。また、これまで前日に締め切っていたお弁当の注文が当日でも可能になったことで、社員の利便性が向上しただけでなく、システムの管理画面を通じて注文状況がリアルタイムで把握できるようになったことで、注文を受け付けてお弁当を調理・配達する同社の現場スタッフの調理や盛付などの作業効率が向上する結果になったといいます。
「こうした導入効果を実感する間もなく、『おべんとね!っと』の活用は新たな展開を迎えることになりました。国内での新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化したこともあり、安全安心にお食事を取っていただくために、食事場所の選択肢を増やし、社員食堂から離れた場所で働く社員だけでなく、施設のあらゆる部署に向けて同サービスを全般的に展開することになったのです。これにより、『おべんとね!っと』の利用者は一気に10倍に膨れ上がりました」(行場氏)
なお、同社では、「おべんとね!っと」のシステムを通じて食堂のお弁当メニューをお客様に提示するために、独自のシステム連携の仕組みを新たに実装したといいます。
「通常のお弁当業者のメニューは一部を除いて固定ですが、弊社が提供するメニューは社員食堂と同様に日替わりですから、毎日『おべんとね!っと』にメニューを登録する必要があります。これを手動で行うのは大変ですので、弊社のシステムと『おべんとね!っと』のシステムを連携させて、メニュー登録を自動化できる仕組みを新たに実装しました」(鞠谷氏)
「実装にあたっては、日商エレクトロニクス担当者さんが親身になって相談に乗ってくれたため、開発作業が非常にスムーズに進みました。そのほかの相談事にもとても丁寧かつ迅速に対応していただけるので、こちらもついつい甘えて、何でも気軽に相談してしまいます。今後はほかのクライアント企業様にも『おべんとね!っと』を活用していただきたいと考えていますので、引き続き日商エレクトロニクスさんには強力なご支援をお願いしたいと思います」(行場氏)
-
会社名:
エームサービス株式会社
-
所在地:
東京都港区赤坂2丁目23番1号
アークヒルズフロントタワー -
設立:
1976年5月6日
-
資本金:
10億円
-
従業員数:
44,138名
(連結従業員数 2021年3月末現在)
©NISSHO ELECTRONICS CORPORATION
All Rights Reserved.