現代社会の偏った食環境を整えるためにできた事業、スマートミール をご存じですか?
スマートミール とは、健康寿命を伸ばす為に食事改善を目指すプロジェクトです。
現在、飲食業界だけでなく様々な企業から注目を集めています。
まだ、スマートミールについて知らない人でも、今回の記事を読めば理解できます。
ぜひ参考にしてみてください。
まずは、スマートミールとはいったいどういうものかを紹介していきます。
スマートミールとは、健康に役立つ栄養バランスのとれた食事のことです。
現代社会の偏った食環境を解決するべく行っている事業ですので、会社にとってプラスに働く部分は多いでしょう。
スマートミールとは、健康に役立つ栄養バランスのとれた食事のことです。
一食で主食・主菜・副菜が揃い、野菜たっぷり、塩分取り過ぎに配慮しています。
スマートミールを取り入れることで、健康的な体や健康意識の向上に繋がります。
もちろん、スマートミールを食べているだけで、健康になるわけではありません。
日常的に体を動かし、睡眠を取り、禁煙、節酒など他の取り組みも必要です。
しかし、スマートミールを生活に取り入れることで健康寿命が伸びることに近づくでしょう。
スマートミールは健康寿命の延伸のため、外食や中食でも健康な食事が出来る環境を整えるために作られた事業です。
立ち上げられた背景には日本の医療費と加工品、外食の割合が関係しています。
現在、日本では医療費が40億円を超えており、健康寿命の延伸は保険医療だけでなく経済政策の面から見ても重要な問題です。
また、日本の食料消費の割合の8割は、外食、中食です。
その為、外食や中食でも健康的に食事をできる場所を増やし、適切に情報提供をする必要があると考え、健康な食事・食環境推進事業が設立されました。
外食、中食、事業所給食でスマートミールを提供している店舗や事業所を認証する制度です。
主食、主菜、副菜の揃った食事も条件ではありますが、他にも栄養情報の提供や受動喫煙防止など、環境への配慮も必要になってきます。
認証は、13の団体からなるLinkIcon、健康な食事・食環境コンソーシアムが行っています。
認証されると健康な食事・食環境のマークを使ってメニューやPOPでアピールすることができます。
スマートミールの基準は厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」(平成 27 年9月)や食事摂取基準2015年版を基本として決めています。
今後、食塩相当量の基準を年々低下させていく予定となっています。
また、現在の基準は以下のようになっています。
1、エネルギー量は,1食当たり450~650 kcal未満(通称「ちゃんと」)と,650~850 kcal(通称 「しっかり」)の2段階とする。
2、料理の組み合わせの目安は,①「主食+主菜+副菜」パターン ②「主食+副食(主菜,副菜)」パターンの2パターンを基本とする。
3、PFCバランスが,食事摂取基準2015年版に示された,18歳以上のエネルギー産生栄養素バランス(PFC%E; たんぱく質13~20%E, 脂質20~30%E, 炭水化物50~65%E)の範囲に入ることとする。
4、野菜等(野菜・きのこ・海藻・いも)の重量は、140g以上とする。
5、食塩相当量は,「ちゃんと」3.0 g未満,「しっかり」3.5 g未満とする。
6、牛乳・乳製品,果物は,基準を設定しないが,適宜取り入れることが望ましい。
7、特定の保健の用途に資することを目的とした食品や素材を使用しないこと。
参考:農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wpaper/attach/pdf/h30_wpaper-5.pdf
「ちゃんと」 450~650kcal未満
「しっかり」 650~850kcal
主食
・飯,めん類,パン
飯の場合は,1食当たり150~180 g(目安)
・飯,めん類,パン
飯の場合は,1食当たり170~220 g(目安)
主菜
・魚, 肉, 卵, 大豆製品:60~120 g(目安)
・魚, 肉, 卵, 大豆製品:90~150 g(目安)
副菜1(付合せ等)
・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上
・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上
副菜2(小鉢、汁)
食塩
・食塩相当量:3.0g未満
・食塩相当量:3.5g未満
「ちゃんと」 450~650kcal未満
「しっかり」 650~850kcal
主食
・飯,めん類,パン
飯の場合は,1食当り150~180 g(目安)
・飯,めん類,パン
飯の場合は,1食当り170~220 g(目安)
副食
(主菜、副菜(汁))
・魚, 肉, 卵, 大豆製品:70~130 g(目安)
・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上
・魚, 肉, 卵, 大豆製品:100~160g(目安)
・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上
食塩
・食塩相当量:3.0g未満
・食塩相当量:3.5g未満
参考:スマートミールの基準 http://smartmeal.jp/smartmealkijun.html
次にスマートミールを導入するメリットを紹介していきます。
健康経営に興味がある企業は、ぜひ活用していきましょう。
会社の売上は、従業員がいるからこそ成り立っています。
特に今は、新型コロナウイルスの影響もあり、健康的な体が重要視される世の中になってきました。
しかし、会社員の昼ごはんは、定食、ラーメン、コンビニ、この3つが多い状況です。
とても健康にいいとは言えないでしょう。
会社の体制を変えていかないと社員の健康状態は変わらないのです。
そこで、スマートミールの導入はうってつけでしょう。
スマートミールを導入することによって、社員に従業員想いの会社だと思ってもらえます。そうすることによって離職率の低下や、モチベーションアップに繋がります。
スマートミールを導入することによって社内だけでなく、社外の印象もよくなります。
クリーンなイメージを持って貰えることで、業績UPに繋がる可能性もあるでしょう。
ここからは、スマートミールの導入事例を紹介して行きます。
他社の事例をみて参考になる部分があれば取り入れてみてください。
キューピーは給食にスマートミールを取り入れています。
食と運動を通して従業員の健康増進を目指す、部分横断型プロジェクト「スマートキューピープロジェクト」を実施。
社員食堂で、従業員の健康を考えたメニューのスマート御膳を販売しています。
一昨年は優良経営優良法人2019に選ばれており、健康への取り組みがかなり評価されている企業です。
厚生労働省スマート・ライフ・プロジェクトの「健康寿命をのばそう!サロン」にて、自社で行った取り組みを発表しています。
特定保健指導対象者に対して、社員食堂でスマートミールを活用した食生活プログラムを実施したところ、身体的に効果があり、他事業所でもスマートミール認証取得を積極的に進めています。
お弁当屋のい和多は、健康経営のお役に立てるように、スマートミール認証を取得したお弁当を提供しています。
スマートミールの基準である、通称「しっかり」の基準にあったお弁当なので、ボリュームが少なすぎることもなく、男性も女性も美味しく食べることができるお弁当です。
会社の福利厚生の一環として、スマートミール認証の仕出し弁当を検討してはいかがでしょうか。
しかし、いざ会社でお弁当を注文しようと思っても、注文の取りまとめ業務や集金業務が発生し、手間がかかってしまうケースもあります。
そこでオススメなのが、お弁当注文・決済代行サービスのおべんとね!っとです。
い和多は提携お弁当屋の1つですので、おべんとね!っとのサービスで、スマートミール認証を受けたお弁当を食べることができます。
ここでは、そんなおべんとね!っとの魅力をご紹介します。
提供しているお弁当屋さんは各社、栄養管理士が栄養バランスを考え食材やニューにこだわっています。
上記で取り上げたい和多のスマートミール認証お弁当や、7種類以上のおかずが入っている玉子屋のお弁当も取り扱っており、健康的な美味しいお弁当を食べることができます。
おべんとね!っとでは、提携お弁当屋の各工場を視察し、品質・衛生管理を徹底的に行っております。
おべんとね!っと独自の品質・衛生基準を設け、基準を満たしているお弁当屋だけと提携しています。
安心・安全なお弁当を提供することができます。
今回の記事では、スマートミールについてみてきました。
スマートミールを取り入れるだけで、誰でも簡単に健康な食事を食べることが出来ます。
もちろん、スマートミールだけで健康になれるというわけではなく継続的な運動も必要になってきます。
ですが、体に入るものを気を付けられるだけでも、健康寿命は大きく変わりますし、仕事のパフォーマンスにも影響します。
その点で、スマートミールは社会人の助けになってくれそうです。
おべんとね!っとを使えば便利で簡単にスマートミールの料理を食べることができるので、ぜひ一度検討してみてください。
TOPへ